滋賀県草津市にある「滋賀県立琵琶湖博物館」は「びわ湖の全てを感じるミュージアム」をテーマに、琵琶湖の歴史や人と生き物との関わりについて学びながら楽しめる場所です。
2016年夏にリニューアルし、淡水の生き物の展示としては日本最大級の水族展示室が出来ました。
そこには、関西ではここでしか見られないバイカルアザラシがおり、とても大人気に!
最近では多くの人が訪れるスポットになっています。
2019年後半~2020年夏にかけて、第3期リニューアルが行われますので、またたくさんの人が来るのは間違いない!
ということで、もう一度「滋賀県立琵琶湖博物館」の楽しさをご紹介したいと思います!
琵琶湖博物館
琵琶湖博物館と言えば、小学生の時に校外学習で来ましたね~。
滋賀県の小学校出身の人は、行ったことのある人が多いんじゃないでしょうか。
館内には、4つの展示室があります。
全部紹介するのは難しいので、ピックアップしていきます。
他は現地へ見に行ってくださいね!
A展示室
テーマは「湖の400万年と私たち」〜琵琶湖の自然と生い立ち〜
ということで、こちらでは400万年にわたる琵琶湖の歴史を知ることが出来ます。
琵琶湖は、三重県伊賀市付近で誕生した湖って知ってました!?
時代の経過と共に場所や形を変え、約40万年前に現在の琵琶湖の姿になったんですね~。
なんと約200万年前には、ゾウもすんでいたとか!琵琶湖にゾウはビックリですね~。
実際に江戸時代には、ゾウの化石も発掘されています。
たくさんの展示に、子供たちが喜ぶだけじゃなく、大人も「へぇ~」と思ってしまう事だらけです!
B展示室
テーマは、「湖の2万年と私たち」〜自然と暮らしの歴史〜
琵琶湖の周辺には約2万年前に人が住み着いたと言われています。
こちらでは、人と琵琶湖がどう関わってきたのかということが展示されています。
展示室中央にある丸子船は、江戸時代に湖上輸送を担った帆船になります。
海とは違った「湖の特性」に適応したさまざまな工夫がされています。
江戸時代には、1400隻もの丸子船があったとのこと。
昔の琵琶湖には、この船がたくさん行き交っていたんですね
こちらは「平安~室町時代」で使用された武器。
かの有名な「壬申の乱」は大津市唐橋で行われています。
その唐橋遺跡から発見されたものです。
大津市日吉大社で今も続き、1200年もの歴史を誇る「日吉山王祭」
その「山王祭」を江戸時代初期に描いた屏風になります。
昔は船がたくさん出ていたんですね。
C展示室
テーマは「湖のいまと私たち」〜暮らしとつながる自然〜
琵琶湖には、たくさんの自然があります。
そして、滋賀県の人はどのように生活してきたのか?それが分かる場所です。
琵琶湖と言えば、ヨシ原です。県民の方は、よく見るんではないでしょうか?
そして、このヨシ原を利用して出来たものがこちら。
- ヨシ紙
- よし笛
- よしクッキー
- ヨシノート
- ヨシチップ
- ヨシの壁紙
こんな使われ方をしているのは知らなかったなあ。
そして、思わずテンションが上がってしまうのはここ!
1960年~現在までの当時流行ったものが展示されています。
私が生まれた1990年(平成2年)
テレビもブラウン管で、初期のmacもこの時代なんですね
小さい頃ずっとやってたスーパーファミコン。懐かしい!(笑)
自分の生まれた年のものを見てみてください!
思わずテンションあがりますよ~
水族展示室
2016年にリニューアルされて、大人気になった水族展示室。ここは、国内最大級の淡水生物の展示室で、国内外の様々な淡水生物がいます。
コイ、フナ、ナマズ、琵琶湖にしかいないビワマスを見ることが出来るトンネル水槽を通ると、スタート!!
鮎の大群。すごい数で、ずっと見てると目がおかしくなります(笑)
鮎の習性は面白いですね。
琵琶湖と言えば、ナマズ。
これ生きてるんか?ってぐらい、じっとしてました(笑)
照明など含めて、雰囲気もかなり作りこまれていますね~。
一番の大人気「バイカルアザラシ」
ロシアのバイカル湖に暮らすアザラシです。淡水で暮らすアザラシは「バイカルアザラシ」だけです!
この日は、ずっと泳いでいて姿を見せてくれませんでしたが
1日1回のエサやりを見ることが出来るかも?
アザラシって可愛いですね~。
最後は、チョウザメ。
目の前に来ると、驚くほどデカい!!
広い水槽の中を、悠々自適に泳いでいます。
これは迫力あるわあ。
ディスカバリールーム
2018年に新しくなったこの場所は
子どもと大人が一緒に楽しむ体験と発見の場
ということをテーマに作られています。
出典:琵琶湖博物館
樹冠トレイル
こちらも2018年に誕生した屋外施設「樹冠トレイル」
館内から外に出ることが出来ます。
この時点で、いい景色が見えそうな予感。琵琶湖へ続く一本道。
絶景~!!天気がよければ最高ですよ!
このハートの部分が写真スポットらしい!
比良山と琵琶湖が美しい!!
ちなみに下へ降りることも出来ます。
レストラン、お土産ショップ
「お腹空いた~」というあなた!
もちろんレストランもちゃんとあります。
こちらでは、滋賀県立湖南農業高校とコラボした「琵琶湖カレー」や、びわ湖の固有種ビワマスと、外来種のブラックバスを使った天丼なども食べることが出来ます。
お土産ショップもあるので、記念に一度寄ってみてくださいね!
アザラシのかわいいぬいぐるみが売ってたりします。
いかがでしたか?
コンセプトである「びわ湖の全てを感じるミュージアム」とある通り、琵琶湖を学び、感じて体感することが出来ます。
お子さんを連れて行って、大人が「ついつい見入ってしまう」そういう場所になっていますね!
これでは琵琶湖博物館の全てを伝えきれていないので、是非足を運んでいただき体感していただければと思います!
特に!!昔の琵琶湖博物館のイメージを持ってる方は、ビックリすると思いますよ~。
アクセス、料金、その他情報
住所 | 滋賀県草津市下物町1091 |
---|---|
電話番号 | 077-568-4811 |
営業時間 | 9:30 – 17:00 |
定休日 | 毎週月曜日(休日の場合は開館) |
琵琶湖博物館のHP | https://www.biwahaku.jp/ |
料金
一般 | 750円 |
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高校生 | 400円 |
小学生・中学生 | 無料 |
家族ふれあいサンデー(毎月第三日曜日)
滋賀県内在住で、家族連れで来館された方は、無料になります。
(滋賀県内に在住していることが分かるもの:運転免許証・健康保険証等)
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駐車場
420台
普通車:550円
自動二輪・原付:200円
※博物館利用者の方には総合案内所で駐車無料サービス券を貰えます!
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