
全国高等学校野球選手権大会の聖地と言えば「甲子園」
そして、全国高等学校ラグビーフットボール大会の聖地と言えば「花園」です。
では、全国高等学校かるた選手権大会の聖地といえばどこか分かりますか?
以外と知らない方が多いんですが、大津市にある「近江神宮」で行われています。
国の登録文化財にもなっている由緒ある近江神宮ですが、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」の舞台でも描かれていて一躍ファンの間で聖地となりました。そして映画化したときには、人気女優の広瀬すずなどが、実際に近江神宮で撮影を行い話題となり、さらに人気に火を付けました。
今回は、そんな近江神宮をご紹介します!!
第38代天智天皇が祀られている
簡単に神社の紹介を。。。
近江神宮の御祭神は、第38代天智天皇(626年~672年)です。
天智天皇は、都を大津に移したことから崩御して都が違う場所に移ったあとも、地元大津では長い間「崇敬」されてきたといいます。そしてかなり長い時を経て、1940年11月7日にご鎮座されました。
以外にも近江神宮が出来てからは歴史が浅いんですね。
ご神徳は、時の神様、導きの神様。
(ご神徳とは、その神様から得られるご加護のこと)
そして産業・文化・学芸の守護神とのこと。天智天皇が日本で初めて水時計を設置した歴史から「時の祖神」と言われています。
かるたの聖地へやってきた
というわけで、かるたの聖地「近江神宮」へ。

なぜ「かるたの聖地」に近江神宮がなったかというと、先述した天智天皇が「小倉百人一首」の第1首目の歌を詠んだからです。
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
一番有名といっても過言ではないですよね。小学校の時に授業でやったのを思い出します。
一の鳥居を通ると、ひたすら参道を歩きます。マイナスイオンが放出されてるのが分かるぐらい空気が綺麗です。

二の鳥居

手水舎
ここでしっかり手を清めましょう。

手水舎を過ぎると、朱塗りの楼門が!!!

手水舎を過ぎると、立派な朱塗りの楼門が目に飛び込んできます!ほんとに何度見ても、壮大な建造物ですよね。実際に「ちはやふる」の撮影でも使用された場所になります。

中から撮ると、こんな感じ。周辺に緑が多いので、赤が一層映えて見えますね。

本堂に上がり、お参りを。

かるたの聖地ということもあり、かるた額が飾られていました。天智天皇、紫式部など皆さんも一度は見たことがあるであろう百人一首。小学生の時に授業で覚えた懐かしいかるたが、たくさん飾ってあり見入ってしまいます。

この後は、近江神宮の隣にあります「近江勧学館」に向かいます。
この場所は、競技かるた「名人位・クイーン位戦」や「全国高等学校かるた選手権大会」の舞台にもなっており、実際に映画「ちはやふる」の撮影にも使用された場所です。まさに聖地!!
っとここで前編は終了になります。
次回の後編は「近江勧学館へ行ってきた!」
映画「ちはやふる」出演者のサインや、台本、実際撮影に使用された場所、グッズなどをご紹介します。
お楽しみに~!!
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