今年の2月に、彦根市が財政上の問題で70回目を迎える歴史ある「彦根大花火大会」の開催の中止を発表しました。

その後県民や市民からの猛反対があり、彦根市が予算案を組みなおすという話になりました。
「結局今どうなってんの?」と思っておられる方も多いと思いますので、今出ている情報をまとめていきたいと思います。
2月 彦根大花火大会の開催中止を発表
彦根市は2019年2月18日に「2019年度一般会計当初予算案」を発表し、「彦根大花火大会」は中断し、「彦根ばやし総おどり大会」は廃止することを決定。
庁舎耐震化工事や新市民体育センター整備費などの大型公共事業が財政を圧迫したということでした。
3月 西川貴教さんのツイートが話題に
滋賀県出身で観光大使も務める「西川貴教」さんが、自ら草津で主催している大型イベント「イナズマロックフェス」に預けてほしいとツイートし話題に。
この状況イナズマに預けてもらえないですかね?これまでもイナズマの派生イベント開催のお願いを彦根市や商工会議所に何度も突き返されてきました。話だけでも聞いて下さい。県民の皆さんが最優先です。
花火大会など中止に波紋 市議から批判、予算案を否決(京都新聞) https://t.co/a56SLwQZXs
— 西川貴教 (@TMR15) 2019年3月16日
3月 当初予算案を否決 市長へ不信任決議案
3月20日本会議が開かれ、2019年度一般会計当初予算案が反対多数で否決されました。
予算案が否決されたまま閉会するのは1997年以降で初めて。
更には、彦根市長への不信任決議案も緊急提出される事態に。
しかし[賛成17][反対6][退席1]で、「4分の3以上の賛成」に届かなかったため否決。
市は、暫定予算案を3月末に開く臨時議会に提案すると発表、
3月 暫定予算案が発表されるも、次はひこにゃんがピンチに?
市は暫定予算案を発表するも、「ひこにゃん」に関わる約3000万円が計上されませんでした。
ひこにゃんは、2013年から彦根城や市内の観光施設に1日3回登場し、観光客を楽しませてきました。
彦根とひこにゃんは欠かせないセットですからね~。
市長は「今のように毎日3回登場させることは難しい。残念で申し訳ない」と謝罪。
そして[賛成16] [反対7]で、暫定予算案は可決されることに。
5月 修正された予算案が発表され、花火とひこにゃんも無くならないことに決定。
5月27日、総額445億5000万円の2019年度一般会計当初予算案を発表した。
彦根大花火大会については、補助金600万円を復活させ、議会で可決されれば、大会は今年も開催されることになります。
ただ開催時期は、例年より1カ月ほどずれ込む見通し。
毎年8月1日ですから、8月末から9月といったところでしょうか。
そしてひこにゃんの活動経費2400万円も計上され、ひこにゃんも一安心。
6月3日開会の定例会に提案されます。
NEW!! 6月 彦根市議会定例会の開会
6月3日に彦根市議会定例会が開会いたしました。
これから議会で、出された予算案の精査が始まることでしょう。
今後の動向を見守りたいと思います。
8月26日(月)に決定?
6月15日の新聞で、8月26日(月)の開催が決まったとの報道がありました。
時間▶19:40から
場所▶松原水泳場一帯打上数
ということで、例年と変わらずといったところ。
まとめ
ということで、一時は「彦根大花火大会」の開催が危ぶまれましたが、なんとか開催するという運びになりそうです。
ひこにゃんも、しっかり活動できるみたいで良かった~。
「花火」も「ひこにゃん」も県民、市民を始め、楽しみにしている人が多いので、こういった結果になって嬉しいですね!
また情報が出たら追記していきたいと思います!