滋賀県東近江市にある百済寺。
開基は聖徳太子とされ、「金剛輪寺、西明寺」とともに「湖東三山」の1つとして知られています。
戦国時代に来日した宣教師「ルイス・フロイス」は、百済寺を見て「地上の楽園」と絶賛。
1573年に織田信長の焼討を受け全焼しましたが、江戸初期になって「井伊家、春日局、甲良豊後守等」の寄進を得て現在の本堂・仁王門・山門等が再建されました。
現在では「日本紅葉の名所100選」に選ばれるなど、紅葉の名所としてたくさんの方が訪れるスポットになっています。
今回は、そんな百済寺へ紅葉狩りへ行ってきました!広大な敷地に色づく美しい紅葉をお楽しみください♪中でも「天下遠望名園」の紅葉は必見ですよ!
※来訪日は、11月16日。
湖東三山「百済寺」
長寿桜と紅葉
売店の付近に、10月上旬から2月上旬まで見ることが出来るという「長寿桜」が咲いています。
長寿桜の後ろには、真っ赤に染まる紅葉が。なかなか見る事の出来ない光景が広がっています。
本坊喜見院の庭園へ
受付で拝観料を支払い、まずは本坊喜見院の庭園へ向かいます。
この辺りの紅葉も、「赤、黄、緑」のコントラストが美しい。
本坊喜見院から望む光景
正面に見えるこちらが、「本坊喜見院」
この日も多くの観光客が訪れており、賑わいをみせていました。
なんとも風情のある光景が広がっていますね。また池には、たくさんの鯉が悠々と泳いでいます。本坊喜見院までは石を渡っていくのですが、普通に歩けば落ちないのですが、よそ見をしたりすると危ないかも?くれぐれも落ちないように気を付けましょう。
11月15日よりライトアップも行われていて、昼間とは全く違った表情を楽しむことが出来ますよ~!
本堂へ向かう
本堂へ向かう道のりは、紅葉や風景を楽しませてくれます。どこを撮っても、写真映えするような美しさがありますね!
展望スポット
本堂までの途中には見晴らしスポットがあり、こちらからは比叡山や太郎坊などの山、また琵琶湖の水面や新幹線を望めるということですが、私が訪れた時はこんな感じ。
時間帯や天気などの条件が良ければ、遠くまで見えるとのことです!
ちなみに夕日は、めちゃくちゃ綺麗でした!
本堂まで続く石段
本堂までは、急な石段が続きます。受付で杖を借りることもできるので、体力に不安のある方は借りておいた方がいいかも?
見えてきたのは仁王門!ここまで来れば、本堂まではもうすぐ!
上に見えるのが本堂。木々に囲まれているので、空気が綺麗ですね。ただ、この石段は結構体力を削られます。笑
本堂
本堂は、織田信長によって焼失させられた後、1650年頃(江戸時代)に現在の本堂が竣工。唐破風付入母屋造で、平成16年に重要文化財の指定を受けています。
その隣には、「昭和の名鐘」ともいわれる百済寺の鐘楼が。余韻の長さと美しさが特徴的で、静寂な周辺に美しい音色が響き渡ります。誰でも無料で鳴らすことが出来ますので、来られた際は是非鳴らしてみましょう!
百済寺の撮影スポット
駐車場付近にある表参道は、SNSでよく見かける撮影スポットです。
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私も撮ってみましたが、「この辺りはまだまだ緑だし、後から確認したらブレてるし」ということでうまく撮れませんでした(笑)
来られた際は、こちらで写真を撮ってみてくださいね!
「令和の御世」限定御朱印
2019年5月1日から大晦日まで、「上宮(聖徳)太子」の「和」に太子入刀の本尊「植木観音」印の特別御朱印紙が授与されます。限定なので、来られた際はGETしてみてくださいね!
さいごに
湖東三山「百済寺」の紅葉はいかがだったでしょうか?
境内全てで紅葉が楽しめますが、やはり庭園で望む紅葉は別格!
夜のライトアップもオススメで、紅葉が池にリフレクションした姿をご覧ください!
見頃は、例年通りなら11月下旬までとなっていますので、足を運んでみてくださいね~♪
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アクセス、その他の情報
[場所]滋賀県東近江市百済寺町323
[見頃]11月中旬~11月下旬
[料金](大人)600円 (中高生)300円 (小学生以下)200円
[時間]8:00~17:00
[ライトアップ期間(11月15日~11月24日)] 16:30~18:30
[駐車場]あり
[公式HP]百済寺
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