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[大津市]1000年以上の歴史を誇る「山王祭」二日目、三日目

 

 

「大津祭」・「船幸祭」と並んで、

湖国三大祭りと称される

「山王祭」に行ってきました。

当記事では二日目と三日目についてです。

 

[初日の様子はこちらからどうぞ]

[大津市]1000年以上の歴史を誇る「山王祭」初日 「大津祭」・「船幸祭」と並んで、 ”湖国三大祭り”と称される 「山王祭」に行ってきました。 当記事では、初日に...

 

 

 

2日目 花渡り式

 

1日目にご結婚された神様をお祝いするため、

お祝いの花を贈る神事が「花渡り式」です。

昼頃に日吉大社の参道を行列が通ります。

 

行列を間近で見ようと、

朝から繰り出して場所取りをしました。

屋台で買ったたこ焼きや焼きそばを

食べながらゆっくりと待ちます。

 

待つこと1時間ほどで、

小さな男の子が武家衣装に身を包み、

大きな花飾りや従者を引き連れて歩いてきました。

 

昔は、この先頭の幼子の家が、百万円単位のお金を

この日のために準備したそうです。

人生の一大イベントですね(今は補助金が出るそうですが)。

山王祭で最も華やかなイベントです。

 

行列が過ぎた後、

風が強くなって桜の花吹雪が舞いました。

空も神様達のご結婚を祝福しているようでした!

 

 宵宮落とし神事

 

 

日も暮れた頃、日吉大社の大政所にて

「宵宮落とし神事」と呼ばれる

ちょっと変わった神事があります。

これは初日にご結婚された神様達に子供が出来、

産み落とす苦しみ(陣痛)を表した神事です。

 

大政所にて4基の神輿が激しく揺さぶられ、

最後に地面に落とされます。

これで陣痛の苦しみとお産を表しているのだそうです。

何せ1.5tもある神輿ですので、

これらが揺さぶられる姿はなかなかに壮観です。

 

3日目 例祭

 

3日目の朝に例祭と呼ばれる神事があります。

比叡山延暦寺から最高位のお坊さんが参拝されて、

五色の奉幣と般若心境の読経を奉納されます。

「日吉大社」は全国の日吉・日枝・山王神社ら3800社の総本営。

そこで開かれるお祭りに、天台宗総本山の延暦寺から

奉納に来られるとはちょっと不思議な感覚です。

 

でも、明治維新より以前、1000年以上もの間、

「神仏習合」という考え方がむしろ一般的で、

神道と仏教をうまく調和させて信仰の対象となっていたそうです。

さすが、さまざまな考え方や文化を柔軟に取り込んでしまう

日本人の懐の深さ?を感じさせる神事なのでした。

 

 船渡御(ふなとぎょ)

 

例祭が終わると、

7基に増えた神輿が担がれて町に繰り出します。

この日はあいにくの雨でしたが、

重い神輿を皆で担ぎ、西本宮から

参道を通って最終的には琵琶湖まで行きます。

 

日吉大社に祭られている「大己貴神」は奈良から移られたそうで、

その時に琵琶湖から来られたことを再現するために

琵琶湖まで繰り出すのだそうです。

とても重い神輿だけに、

琵琶湖まで行くとなると大変そうだなぁ・・と思っていたら、

日吉大社の鳥居を抜けた所でトラックに

乗せられました。

 

こういう所はしっかりと「文明の力」を借りていて

伝統と現代科学の融合を見る事が出来ました。

流石は懐の深い日本人です。

 

今回は別件のため、

琵琶湖までは着いて行くことが出来なかったのですが、

機会があれば、是非最後まで見学したいと思います。

 

 アクセス

 

「山王祭」は「日吉大社」を中心に行われているお祭りです。

アクセスは以下のMAPを参照下さい。

 

 

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