近江八幡市には、戦国時代に作られた、長さ6kmの人工水路があります。
それが「八幡堀(はちまんぼり)」です。
豊臣秀次が八幡堀と琵琶湖を繋いだことにより、町は発展し大きく栄えました。
現在の時代においても、歴史を残す景観の美しさから、重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、映画や時代劇のロケ地に使用されたり滋賀を代表する観光スポットにもなっています。
そんな八幡堀で、大人気の水郷めぐりを体験してきましたのでご紹介いたします
っとその前に、近江商人について
先述した通り、豊臣秀次が八幡堀と琵琶湖を繋いだことにより町は発展し、大きく栄えました。
その結果、たくさんの近江商人が生まれました。昔から滋賀県出身の商人のことを、近江商人と呼びます。
近江商人の三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」
という思想は今では当たり前ですが、当時では珍しかったんだとか。
その思想を汲んだ多くの有名企業が滋賀県から誕生しています。
・高島屋・伊藤忠商事・丸紅・住友財閥・ヤンマー・ワコール 他多数
桜が満開の八幡堀で水郷めぐり
訪れた日は、4月12日ということで桜が満開を迎えてる日でした。
八幡堀の桜は、滋賀県でも有数の桜スポットです!
この桜を見ようと、たくさんの人で溢れかえります。
この橋が、映画やドラマの撮影によく使用される「明治橋」
NHK朝ドラ「あさが来た」や映画「るろうに剣心」の撮影にも使用された場所です。
八幡堀で船に乗る場所
八幡堀で水郷めぐりをするには、2か所で船に乗る場所があります。
①お食事処 和でん
所要時間 | 35分 |
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料金 | 大人 1,000円 小人 500円 ※小学生未満無料 |
お店のHP | https://www.oumi-waden.com/ship |
②新町浜
所要時間 | 30~40分 |
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料金 | 大人 1,000円 小人 500円 ※小学生未満無料 |
お店のHP | http://www.shinmachihama.com/wasen/index.html |
違いは「お食事処 和でん」はエンジン船、「新町浜」は手漕ぎ船ということです。
エンジン船は、結構音がするので静かに乗りたい人は手漕ぎ船の方がいいかもしれませんね。場所に合わせて、止まって紹介とかしてくれますしね!
ただ手漕ぎ船は風が強い日とかだと、流されて大変だと運転している方が言ってらっしゃいました。
というわけで、今回は新町浜から乗船することに!
ほのぼの館ギャラリースペース新町浜へ
明治橋から目と鼻の先にお店はあります。
基本的には、1~2月以外は予約の必要はありませんが、混んでると待つ可能性があるので予約しておくと確実です。
いざ、乗船!
明治橋と同じように、度々撮影場所に使用される新町浜から乗船します。
レッツゴー!!!
船から見る目線と風景は、また違った風情があり、とても美しいです
昔ながらの商家や白漆喰壁・黒板塀の蔵屋敷などを眺めながら、ゆ~くり進みます。
豊臣秀次が築いた商業用水路が紆余曲折を経て、今はこのように観光地となっているということは感慨深いですね~。
乗っていると、たくさんの方にカメラを向けられるのでとても恥ずかしくなります(笑)
約35分の乗船でしたが、最高の癒し空間を味わうことが出来ました!
四季を楽しめる
春の桜だけでなく、その他の四季もまた違った風景を見せてくれます。
まずは、春から夏にかけての新緑。
お次は、秋
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最後に冬の雪化粧
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まとめ
八幡堀の水郷巡りはいかがだったでしょうか?
戦国時代には商業用として作られた八幡堀も、今では滋賀県でも有数の観光スポットになっています。
これらの歴史的建造物や風景を、これからの時代も残していきたいですね~
皆さまも是非足を運んでみてください!
アクセス
駐車場
日牟禮八幡宮前駐車場(約70台)無料
八幡堀まで徒歩2分ほど
日牟禮八幡宮の前に駐車スペースがあります。
ただ白線もない砂利のスペースです。
立地がいいので、まず最初にみんなが停めようとするところですね。
それゆえに、休日はかなり混雑しています。
市営小幡観光駐車場(83台) 510円

歩いて約5分ぐらい。
八幡堀に行くまでに、国の重要文化財になっている「旧西川邸」などがあるので、そちらも寄っていける場所です!