唯一無二の食体験を。10/23にオープンした”アシェットデセール”が楽しめる『あおいそら』 / 草津市大路

こんにちは、ロモアライターのSariです!

突然ですが、みなさんはコース料理の最後に出てくるこのような皿盛りのデザートだけを食べたいと思ったことはありませんか?

華やかに盛り付けられ、芸術的で趣向をこらしたデザートは目でも楽しく味も凝っていますよね。 そういった皿盛りのデザートのことを「アシェットデセール」と言うのですが、このような形態のデザートはコース料理を提供しているお店でしかなかなか食べられません。

そんなアシェットデセールを食べられるお店「あおいそら」が、2023年10月23日に草津市大路にオープン!

早速取材してきましたので、レポートしていきたいと思います^^

お店がオープンしたのは、草津市大路。JR草津駅から徒歩6分ほど、”草津川跡地公園de愛ひろば”のそばにあるビルの1階にあります。

以前はスナックだった場所だそうで、前のお店のイメージから一新するべく、入り口のドアはガラス張りにして店内の様子が分かるように作られました。

細長い入り口を入るとカウンター席とテーブル席が2卓で合計9席の小さなお店。

1人で営業されること。また作りたてを目の前で提供してあげたいという店主さんの想いから、カウンター5席がメインの造りとなっています。

店主の高橋さんは”セトレマリーナびわ湖”というホテルで8年パティシエとして経験を積まれた方。 「独立したら、アシェットデセールのお店がしたい」とずっと思っておられたそうです。

カウンターからは店主さんの動きがまさに丸見え。むしろそれが店主さんの狙いで、「盛り付けている様子もエンタテインメントとしてお客様に提供したかった」とおっしゃいます。

メニューはこのような感じ。

「食事はできるのですか」という問い合わせもあるので、サラダやキッシュのような軽食も用意することも考えておられるそうですが、現在はデザートのみです。

今回は要予約で食べられる「デザートコース(3300円)」と「ぶどうジュース(600円)」 をいただきました。コースメニューを書いた紙には、まるで詩の一行のように、店主さんの想いのエッセンスが散りばめられています。(コース内容は日によって変わります。)

まずは「ショコラとナッツ」。 煙をまとい、一品目から技巧が凝らされたデザートが登場しました。

「アミューズ(フランス語でお楽しみ)的な位置づけでご用意しました」と店主さん。 ゆっくりと蓋をあけると煙の中から現れたのはチョコレートのマカロンとナッツ。 どちらも燻製されているのです!

マカロンの燻製とは初めていただきました! 口に含むとスモークの香りが鼻を抜け、舌では上品なチョコレートの甘味が押し寄せます。不思議なマリアージュだけど悪くない!

そして味わっていくと更に燻製の味わいが押し寄せ、新感覚のデザートでした。 ナッツも燻製ナッツで、お酒にも合いそう。ドリンクは周到にワインなどのお酒も用意されていますのでお酒がいける方にはぜひおすすめです。

いただいていると、店主さんが目の前で次のデザートを用意し始められました。 食べながらも、そちらにも目が釘付け。パティシエさんの手さばきが間近で見られるなんてなかなかないので、ワクワクします。

お次は「生姜とりんご」 。生姜の風味がするパンナコッタに、”煮詰めた生姜シロップ”と”りんごのコンポート”が。

そして上に乗っているのは”マイクロリーフ”というベビーリーフよりもっと赤ちゃんの葉っぱです。

ふわっと生姜が香るパンナコッタも珍しいですが、辛味というよりスパイス的な感じでオシャレな味わいでした。りんごのコンポートはやさしい甘味を添え、マイクロリーフの品種は3種のマスタードリーフで、ほのかにピリッとして辛味が。

しっかりと量もあったので、少しサラダ感覚もあり、全体的な味わいとしては一般に言う甘いだけのデザートとは一線を画すものでもありました。

お次は「ローズゼラニウム」。バラの香りのするハーブを使った水のゼリーに、マスカットとエディブルフラワーのマリーゴールドが飾られ、仕上げに青柚子を削って散らしています。

「琵琶湖の湖面をイメージした一品です」と店主さん。 ほのかな青柚子の香りとローズゼラニウムのゼリーの香り豊かなゼリーは、なめらかな食感も良くとても美味しい。またシャキシャキしたマスカットの甘味との相性も良く、食べられるマリーゴールドが少し苦味を添えてアクセントになっています。

信楽で手に入れたという鮮やかなブルーの器もデザートを引き立てていますね。

次がメイン的な位置づけという 「抹茶 吉川ゴボウ 黒大豆味噌 倉田ペッパー」。何が出てくるのだろうとワクワクする名前のデザートです。

抹茶のムースの上にチョコレートクリーム、バニラアイス、黒大豆味噌のフィナンシェ、吉川ごぼうのチップ、矢島かぶらのマイクロリーフが乗っていて、葉っぱの形のラングドシャが立てかけられ、チョコレートのパウダーが周りにかかっています。仕上げにカンボジアで作られる倉田ペッパーという胡椒がかけられている、とてもとても手が込んだ逸品です。

抹茶のムースはホワイトチョコを使っていてテリーヌのような味わい。チョコレートクリームとバニラアイスと一緒に食べると更に満足度が高まるのは言うまでもありません。

こちらのフィナンシェが一風変った味わい。黒大豆味噌を使ったもので、塩気がきいた味わいで、全体を引きしめるアクセントとなっています。

また吉川ゴボウのチップは、「大地をイメージしました」とのこと。デザートに野菜を使用するその合わせ方には毎度感動させられました。さり気なくすっと甘いデザートに馴染んでいるのです。

デザートコースを食べていても、甘いだけでない満足感が得られる。「あおいそら」さんのアシェットデセールは、そんなデザートです。

最後に登場するのは、「小菓子」。バナナとチョコのパウンドケーキ、スノーボール、生チョコ、アーモンドとラム酒のパウンドケーキで、一口ずつ楽しめるようになっています。

いずれもしっとりとしていて上品なお菓子でした。 ちなみに焼き菓子は現在、テイクアウトで買うことができるようになっています。

合わせていただいたぶどうジュースは、ワインのような芳醇な香り。お酒が飲めないときにも楽しめるドリンクで、とても美味しかったです。

ひとつひとつ趣向を凝らしたデザートが楽しめる「あおいそら」さん。

店名には、「空は畑の食材や生物の源。そして地球じゅうどこでも繋がっている空に、生産者さんとの繋がりはもちろんのこと、色んな人との出会いや繋がりを投影しています。 また、青空を飛ぶ鳥のように自由な発想で縛りのないアシェットデセールというスタイルで店をかかげたいという想いでロゴに鳥を描いています」 との思いが。

本当に凝ったデザートの数々で、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。 記念日などの利用も良さそうですね。

冒頭のメニューに記載のとおり、アラカルトのご提供もされているので、まずは気軽にお店の雰囲気を味わいに行ってみるのもいいかと思います。 デザートコースは14時から開始の予約制ですのでご注意を。

なお、「デザートをたべていただくお店」にこだわっておられるので、ドリンクだけの利用はお断りされています。

ぜひ、デザートのエンターテインメント体験を楽しんでみてくださいね!

もくじ

店舗情報

[店名]あおいそら
[住所]滋賀県草津市大路1丁目4-31大路1styleビルⅡ101
[営業時間]火水木 11:00~20:00(L.O19:00) 金土 11:00~23:00(L.O.22:00)
[定休日]日・月
[支払い方法]現金・カード・電子マネー
[駐車場]なし
[お店のSNS]Instagram

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