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店主のこだわりを徹底取材!12/8にオープンしたパン屋『壱本松ベーカリー』 / 野洲市西河原


こんちは!滋賀のグルメメディア「ロモア」の”なんちゃん”です!

本日は2023年12月8日、野洲市西河原にオープンしたパン屋『壱本松(いっぽんまつ)ベーカリー』さんへやってきました!

店主の松尾さんは、某有名パン屋で20年弱も働いたのちに独立。本場と言われるフランスやイタリアへは、数年前から毎年通っていたそうで、本場仕込みの技法で作られるパンはとっても美味しいんです!

特にバゲット、カンパーニュなどのハード系が強みなんだとか。

そんな松尾さんにお話を聞くと同時に、オススメパンをいくつか食べてみましたので、ご紹介していきますっ!

パン好き必見ですよー!!!

もくじ

お店がオープンしたのは、野洲市西河原。近くには、「ザ・ビッグエクストラ 野洲店」があります。

駐車場はすぐ横に2台あり。このテナントが入るマンションの駐車場で、14番と15番に停めましょう。

店内に入ると、早速美味しそうなパンがずらりと。

全部で30~35種類ほどあり、季節限定ものなども提供予定だそう。

先述した通り、こちらのお店の強みはハード系。バゲットや

カンパーニュ。

ハード系の生地を使った惣菜パンや

クロワッサン生地を使った甘いパンまで。

かなりクロワッサンが人気だそう。この見た目からすでに美味しそうなのがわかるよね。

さて、冒頭に話は戻る。

店主の松尾さんは、某有名パン屋で20年弱も働いたのちに独立されたわけだが、34歳までは全く違う業界におられたそう。

その違う業界とは、なんと整備士。そこから転職をされて、パン屋の業界に入られたそうな。

整備士からパン屋。全くの畑違いだが、なぜなのか理由を聞いてみると

当時はパン屋をやるつもりではなく、カフェをやりたいと思っていたんです。」と話す松尾さん。

当初はざっくりとしか考えていなかったそうですが、そこからパンにどっぷりハマり、パン屋を開業しようとまで思ったきっかけがありました。

それがフランスやイタリアで見た本場のパンの在り方です。実際、日本のパン屋とは全く違うことも多いんだとか。

このヨーロッパ本場の味を日常で食べてもらいたいという想いから、今回のオープンに至りました。

では、「壱本松ベーカリー」さんは何にこだわっておられるのか。

まずは素材となる小麦粉。フランス産を独自ルートで取り寄せており、味やコク深いのが特徴的で、熟成の仕方が日本の小麦粉とは違うそうな。この小麦粉は通常の◯倍ほどコストが掛かるそうですが、なるべく安くで提供できるように奮闘されています。

そして次に技法です。通常はストレート法という製法が主流なのですが、こちらのお店では『低温長時間発酵法』という製法で作られています。この製法は、”24時間かけて低温で発酵していく“もので、味が引き出しやすいのが特徴的です。

発酵を長時間とるわけですからね。そりゃあ、熟成されてパンが美味しくなります。

というわけで、実際に食べてみようではないかということで、以下の6点を。

ハード系がメインのお店とあれば、まずはカンパーニュから。最初はそのまま食べてみたのだが、やはりこれが一番”小麦の風味の良さ”を感じられた。外はカリッと、中はモチっと仕上がっており、噛むたびに口いっぱいに風味が広がります。

サンドイッチに使ったり、色々とカスタマイズして楽しめるので、さらに美味しくなる食べ方を探してみよう。

ちなみに、お値段は1本454円。ハーフサイズは226円となっています。

「明太フランス(292円)」と「マスタードフランク(410円)」。ちょっと冷えちゃったので、オーブンで。

先ほどと同じく”カリもち”の生地に、博多明太子をたっぷりと。

こっちはふんわりとした生地に、ジューシーなポークウインナーが。オープンで焼くと香ばしさも復活。マスタードが入ってはいますが、お子さんでも大喜び間違いなしです。

人気商品というクロワッサンは、とにかくバターの風味と味わいが素晴らしかった。そんなクロワッサンに、イチゴと自家製カスタードクリームを挟んだ「イチゴのクロワッサン」。甘すぎないカスタードクリームで、気づけばペロリと。

イチゴの他に、キウイとオレンジがあるので、こちらも食べてみたくなります。

ラストは、ブリオッシュ・ショコラ(324円)。この手のタイプのパンはよく見かけるが、ブリオッシュは珍しい気がしますね。

ブラックココア生地に、自家製チョコクリームと”ノワールクラッカン”という粒状のチョコレートがサンド。美味しいし、ザクザク食感が楽しめるのもいい感じでした。

店名の『壱本松』には、

地域で一番、フランスパンで一番を目指したいという「壱」に、本物を意味する「本」。

そして中主のシンボルでもある「松」をかけあせて、名付けられました。

松尾さんは、ここ”中主”がご出身。今後は地域の食材とコラボしたパンの販売も考えておられるそうだ!

決して大手のようにたくさんパンの種類があるわけではないし、素材にこだわる分価格が格別安いわけでもありません。

ただそれ以上に、「良いものを食べてもらいたいです」と話す松尾さんのパンへの情熱には、わくわくさせられたし、これからも楽しみしかない。

営業は朝7時から。売り切れ次第終了となるので、気になる方は早めに足を運ぶことをオススメする。

[店名]壱本松ベーカリー
[住所]滋賀県野洲市西河原2576
[営業時間]7:00~17:00(売り切れ次第終了)
[定休日]水・木曜日
[駐車場]あり(2台)
[支払い方法]現金のみ
[お店のSNS]Instagram

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