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滋賀は美味しいを体感。本物の”かまど炊きご飯”にこだわった美味しいおむすびが食べられるお店「香すみ家」 / 湖南市

ロモアライターの高橋です!

『築80年の古民家にて昔のまんまのおくどさんを使って炊いたごはんにこだわったおむすびのお店です。』

このキャッチフレーズに引き寄せられ、今回は湖南市正福寺にある「香すみ家」さんを訪れてみました。

「香すみ家」さんは、2021年10月にオープン。同じく湖南市にある自家農園「太陽がいっぱい」で作られたお米や野菜を使用した”おむすび・お味噌汁・お惣菜”が楽しめるお店さんです。

大通りに面した入り口は自転車屋さんとのこと。看板矢印に従い裏側にまわると「香すみ家」さんです。

引き戸を横にスライド、入り口左手の厨房から「どうぞ〜」とお声かけくださいました。踏み入れた店内は”昔は土間の台所だったのかしら”というまぎれもない古民家の雰囲気。

カウンターにはキレイに並んだおむすびに、小カップにパッキングされたお惣菜が並びます。

一定額以上の買い物で、購入したものを奥のお部屋でいただくことができるようです。

訪れたのは遅いお昼時、すでに売り切れのおむすびもありましたが、あれも美味しそうこれも食べてみたい、お味噌汁もある〜…あっという間に800円のお会計を越えイートインの権利ゲット♪

おむすびと一緒にいただけるよう、お味噌汁もあります。自家製米の麹を使った味噌と京都「うね乃」の出汁を使っているとのこと。聞けば冬季限定の豚汁があるとのことで、迷わず豚汁をチョイス!

またこの日は暑いほどの秋晴れ、喉を潤す発酵ぶどうソーダをデザートにお願いしました。

お会計を済ませ奥の座敷に案内していただきました。築80年の古い日本家屋が素敵にリノベーションされ、とても心地よい空間です。

元は居室だったという2階部分は、梁を残し天井までの吹き抜けにされたことで明るさと解放感に満ちています。

幼なじみのおふたりの店主さんとそのご家族で、1年間コツコツとDIYを重ねてきたというストーリーにも、この土地や建物への思いまた開業への熱意と愛情を感じます。

家が喜んでる、そんな気がするお部屋でしばしのんびりお庭を眺めたり。

ほどなくして購入したものや豚汁が運ばれてきました。購入品がお盆にみっちり、おむすび大人買い一歩手前レベルですね。本当は全種類食べてみたかったのですが、次回のお楽しみにします。

おむすびは具のない、海苔もなしの1番シンプルな「白米むすび」から。

お米が、ちがう。なんかピカピカ。ひと粒ひと粒の輪郭がハッキリしていて、もっちりした食感もひと粒ずつに。食レポ風にいろんな言葉を頭に並べようとしたものの、出てきたのはたった一言。

「なにこれ、美味し!!」

今季初の豚汁も嬉しい具沢山のしあわせな一碗でした。

お惣菜もいただきましたが、口に入れたとき、最初のひと噛みのとき、野菜本来の濃い香りをふわっと感じたのが印象的でした。

やっぱり地のものは一番の旬だしエネルギーも栄養素も高いのだろうなと考えていたところ、香すみ家さんでは自家農園のお野菜をメインに滋賀県産の美味しいものを提供したいと考えているとのこと。

やはり、地のもの。その土地の恵み。滋賀は美味しい。

自家農園のぶどう・ベリーAで作られた発酵シロップを使用したぶどうソーダは、爽やかな酸味、キレイになれそうで嬉しくなる味わいでした♡

自家農園「太陽がいっぱい」のお米は、太陽の光や風など自然の力だけで乾燥させる製法で作られており、太陽の光の下でゆっくりと乾燥させることで、お米の美味しさがじんわりと引き出されるのだそう。

香すみ家さんではそれを、実際に日常使いされていたかまどを利用し、薪火を起こし鉄の羽釜で炊き上げます。

どこまでも「昔ながら、そのまんま」を追求して出来上がるごはんは、格別な美味しさに仕上がるのですね。

かまども時を経てまた役割を果たせることを喜んでそう。

ここは家もかまどもお米も人も、あったかい部分で結ばれてる素敵なおむすび屋さん。

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お店の情報

[住所]滋賀県湖南市正福寺1319
[電話番号]070-4119-7644
[営業時間]11:00〜(イートインは11:30〜14:30まで)
[定休日]月・火・日曜日
[駐車場]あり
[お店のSNS]Instagram 

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