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日本で唯一の湖に浮かぶ有人島”沖島”にある『汀の精』で食べられる湖魚のランチプレート / 近江八幡市沖島町

こんにちは、ロモアライターのSariです!

夏の終わりに、近江八幡市にある「沖島」へ行ってきました!

沖島といえば、日本で唯一の湖に浮かぶ有人島。 島民は現在220人ほどで、 主に漁業で生計を立て、自給自足の生活をされています。

沖島へは、堀切港から船に乗って10分ほどで着きます。

沖島に着くと、早速漁で使う網の手入れをされている漁師さんがおられました。 こちらは刺網漁という漁で使うもので、ビワマスを捕るのに使うそうです。

島には車はなく、島民は自転車やこのような三輪車に乗って移動しているんだとか。 サドルに「ガンガン」と呼ばれる缶を逆さまにしてかぶせて雨よけにするのが習わしだそうで、どの三輪車にもかぶせてあります。面白いですね。

こちらは島民手作りのプライベートビーチ。ここから小学生が遠泳の授業をすることもあるそうです。小学生は島外からの生徒も含めて15人だそうで、運動会は島民総出で行います。沖島でも年々少子高齢化が進んでいるのをひしひしと感じました。

ランチは「汀の精(みずのせい)」さんでいただきました。こちらは予約制で湖魚の料理を食べることが出来るお店さんです。

店内のテーブルは、なんと50年以上前に使っていた船の底の部分を再利用したものだそう。 船の形をしていてとても趣があり素敵でした。

今回いただいたのは、2500円のランチ。 “ごはん・香の物・吸い物・佃煮・季節の魚“がついたおまかせランチプレートに、 季節の魚の1品とビワマスか鮒の1品が付きます。伺ったのが9月下旬でビワマスの終わりの時期だったので、ビワマスのお造りをいただくことができました。

“おまかせランチプレート”は島でとれた野菜をたっぷり使った丁寧なお料理がたくさん。この日限定だったお肉の1品はイノシシを使ったものでした。沖島では最近、琵琶湖を渡って来たイノシシが繁殖し、畑を荒らして困っているそうです。

奥の佃煮は湖魚のゴリを使ったもの。いい塩梅で炊かれていてご飯がすすみました。お土産に買って帰ることもでき、思わずお持ち帰りしてしまいました。 鮎の佃煮もほろ苦く美味しかったです。

琵琶湖の鮎はこのような小さな大きさで成魚だそうで、河川に放流されると大きくなるんだとか。

そしてこの時期だけの”ビワマスのお造り”と”ビワマスの卵の醤油漬け”も絶品でした。 臭みが全くなく卵がとってもプチプチしていて新鮮で、ご飯をお代わりしたくなるほどでした。

こちらはビワマスの煮付け。肉厚で脂が乗っていて、こってりした味付けがとてもマッチしていました。ビワマスは10月から12月が禁漁期間だそうで、今ある在庫がなくなり次第、フナなど他の魚に替わっていくそうです。(漁獲状況によって異なります)

デザートにアイス(380円)もいただきました。島でとれたサツマイモを使ったアイスで、 沖島小学校の子ども達と商品開発をされパッケージも小学生の児童がデザインしたそう。サツマイモのやさしい甘味のさっぱりとしたアイスで美味しかったです。

ちなみに汀の精さんでの販売は今季すでに終了していますが、港の近くの「湖島貴の会」さんで購入することができます。

ランチメニューは他にも、「 おまかせランチプレート(1650円)」 や今回いただいたランチに”季節の魚とお野菜の品数が増えたもの”(3500円~) 、そこに”鮒ずし”が付いたもの(4400円)、 鍋と湖魚(5500円~11000円) などがあり、予算や要望に応じて対応もしてくださるそうです。

沖島は昔の日本に戻ったようで、懐かしい気持ちに。 あと島のみなさんもすれ違うたびに笑顔であいさつしてくださり、心あたたまる旅となりました。

湖魚料理もとても美味しく、また行きたいと思える場所でした。

ぜひ、皆さんも足を運んでみてくださいね!

[春になるとこんな桜も見られる!]

もくじ

堀切港から沖島への時刻表

堀切港の駐車場

店舗情報

※注文は予約制

[店名]汀の精(みずのせい)
[住所]滋賀県近江八幡市沖島町346-25
[電話番号]0748-47-8848
[お問い合わせ]メール(mizunosei88@gmail.com)またはHP
[お店のSNS]FacebookInstagram

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