こんちは!滋賀のグルメメディア『ロモア』の”なんちゃん”です!
『運行する電車の中で、滋賀の地酒が飲み放題、特産グルメが楽しめる』
という神みたいなイベントが開催されるのをご存知でしょうか?
それが2024年1月27日から開催される『近江の地酒電車』です。
こちらのイベントは、近江鉄道さんが実施されるもので、今年で8回目の運行。
一足先に体験してきましたので、その様子をレポートしていく。
特に、日本酒好きな人は絶対に行くべきやし要チェック!!!
近江の地酒電車について
では改めてですが、このイベントについて。
『近江の地酒電車』は、近江鉄道沿線を中心に11蔵元の地酒が車内で楽しめるというイベント。今年で8回目の開催になります。「彦根〜八日市〜彦根」を実際に運行し、休憩も含め約2時間。飲み放題で滋賀の地酒が楽しめるんです。
この日は試乗ということで、停まった状態でレポートしていきます。(中の様子は実際と同じです)
車内の様子
滋賀の蔵元の樽がお出迎え。
イベントのためだけにテーブルが設置。普段から使われている車両ですので、どこか違和感を感じられる方も多いのではないでしょうか?
真ん中には、滋賀の地酒がたくさん。例年と違うところは、7つが新作なんだとか。しかも搾りたてにこだわったものばかりで、この時期にしか味わえないフルーティーさが売りとなっています。
僕も滋賀の地酒をよく飲むのですが、本当どこも美味しいんですよね〜。これが飲み放題とかワクワクが止まらん。
プランと料金
今年は例年よりも色々と変更点があるんです。まずはプランと料金。
例年は1種類の運行プランだけだったのですが、今年から”プレミアムプラン”が追加。
2つのプランを簡単に比較してみました。
[運行日]2024年1月27日(土)、28日(日)、2月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、12日(月祝)、17日(土)、18日(日)、3月2日(土)、3日(日)
[運行時間]彦根駅 15:49発→八日市駅(折り返しと休憩)→五個荘駅(休憩)→尼子駅(休憩)→彦根駅(17:53着)
[乗車料金]1名7,500円
[乗車定員]最大72名
[内容]・11銘柄の純米酒と日替わりで1銘柄の大吟醸が無制限で呑める
・滋賀の特産料理が入ったお弁当
・近江鉄道線1日乗車券付き
[運行日]2024年2月23日(金祝)・24日(土)・25日(日)
[運行時間]彦根駅 15:08発→八日市駅(休憩)→近江八幡駅(折り返しと休憩)→五個荘駅(休憩)→尼子駅(休憩)→彦根駅(18:17着)
[乗車料金]1名15,000円
[乗車定員]最大54名
[内容]・11銘柄の純米酒と11銘柄の大吟醸、計22銘柄が無制限で呑める
・滋賀の特産料理が入ったお弁当、滋賀の素材を使った天ぷら弁当、フルーツ盛り合わせ
・沿線市町の特産品が当たる抽選会の実施
・蔵元など地酒に携わる方によるお酒の紹介など
・近江の地酒電車限定オリジナルラベル2合瓶をプレゼント
・運行時間を1時間延長
・近江鉄道線1日乗車券付き
金額も倍ということで、大きく違う2つのプラン。
中でも、通常運行では大吟醸は日替わりで1銘柄しか呑めませんが、プレミアム運行では11銘柄全ての大吟醸が呑めるんですよね。これはお酒が好きな方にとっては、嬉しいはず。
また金額だけ見ると、どちらも安くはありませんが、普通の居酒屋とかでも「滋賀の地酒3種飲み比べ1,500円」ぐらいの金額でやってることが多いですので、そう考えたらかなりお得。しかも弁当までついてますからね〜。
蔵元、銘柄は以下の通りです。
お弁当もパワーアップ
そして車内で提供されるお弁当もパワーアップ。例年は”幕の内弁当”のような感じだったらしいが、今年からは見た目も可愛らしいマス弁当に。
もちろん見た目だけでなく、中身もグレードアップ。計16マスのお弁当で、滋賀の特産品がぎっしり詰まっている。
あととっても分かりやすいお品書きもあって、いいですね。これは地味に助かる。
食べてみました
というわけで、実際に食べてみました。
っとその前に地酒がないと始まらない。乾杯は金亀(彦根)で。
弁当がゴージャスすぎる….
ホンモロコに
近江鴨ロース
他にも、近江地鶏や近江牛のローストビーフ、滋賀のB級グルメ”高島とんちゃん焼き”なんかもあって、どれも一口サイズなんですけど思ってる以上にお腹がいっぱいに。満足感ってやつ。
どれも日本酒に合うので、これは間違いなく進むやろうなあ。(この日は仕事なので1杯だけですが…笑)
そしてそしてプレミアムプランで食べられる天ぷらの弁当とフルーツ盛り合わせも。この天ぷらがまた美味しくて、特に「自家製鮒ずしクリームチーズ湯葉巻き」や
醒ヶ井で獲れたビワマスは、かなり美味しかった。ビワマスは丸々一匹。滋賀ならでは感もあって、県外の人にもぜひ食べてみてほしい一品でした。
しかも忘れてはいけないのが、実際には景色を楽しめるということである。
以前撮影した「河辺の森駅」での一枚。こんな風景を見ながら、日本酒が飲み放題なわけですよっ!!!
乙なもんです。
開催が15時と中途半端な理由
さて通常運行だと、開始時間が15時49分と中途半端な気もするのだが、これには理由が。
両プランとも、『近江鉄道1日乗車券』が付いているからである。
近江鉄道さんとしては、近江鉄道沿線をもっと楽しんでほしいという想いを持っておられる。
多賀大社前駅で降りて、多賀大社にいったり
豊郷駅で降りて、豊郷小学校旧校舎群に行ったり
朝から沿線沿いを思う存分、楽しめる。(近江鉄道は運賃が高いので、かなりお得ですー。笑)
県内の人もこれを機に、近江鉄道沿線を開拓してみてはいかがでしょうか?
さいごに
という感じで、お世辞なしで素晴らしいイベントだと感じました。ほんまにプライベートで行こうか迷い中です。
ちなみに取材日時点で、2月10日(土)が満席。他もポツポツと埋まってきている状態ということですので、気になる方はお早めにどうぞ。以下の公式HPから申し込みができます。
https://www.ohmitetudo.co.jp/railway/jizake-train2024/
それでは会場でお会いましょう。
イベント情報
[イベント名]近江の地酒電車2024
[開催期間]2024年1月27日〜3月3日の土日祝
[開催場所]彦根駅発、近江鉄道沿線
[料金]通常(7,500円) プレミアム(15,000円)
[イベントHP]https://www.ohmitetudo.co.jp/railway/jizake-train2024/