こんにちは、ロモアライターのSariです！
今回やってきたのは、高島市！ 高島市勝野にある『田舎風食堂Chamtine WaniCafe（以下ワニカフェ）』さんへ行きたかったからです。
ワニカフェがあるのは、JR近江高島駅から徒歩5分ほど。築150年の旧商家を商工会の有志の方達がリノベーションし、「びれっじ」として再生した棟の一角にあります。
お店の手前の道路沿いにはびれっじ1号館としてキャンドル体験工房があり、ワニカフェさんは、その奥にあるびれっじ6号館になります。 キャンドル体験工房がある棟が家として使われていたもので、ワニカフェさんの棟は奥にあった納屋を改造して作られたそう！
車の場合、お店の近くにびれっじ駐車場という共同の駐車場があり、無料で駐車可能です。
一部建て増しされたそうで、総席数25席ほど。
古き良き雰囲気を残しつつ、おしゃれで居心地の良い空間が広がっています。
ワニカフェさんのコンセプトは、地元の有機農家さんや琵琶湖漁師さんから、「命をいただいた実感のある季節ごとの食材」を使ったカフェを営むということ。
どのようなお料理が出てくるのかと楽しみにしながら、今回は『スペシャルコースランチ(4780円)』をいただいてきました！(※2名から注文可)
まずはアミューズから。(写真は2人分)
フィナンシェとお米チップスのようなもので、フィナンシェには鮒寿司と鮒寿司の飯(いい)を入れて焼いているとのこと！ 全体的には塩気が効いていて、かすかに発酵の香りがしました。
お米チップスは高島の無農薬のお米を使っていて、へしこのぬかのパウダーがかかっているとのこと。やさしい感じのお煎餅でパウダーがアクセントになっていて美味しかったです。
続いて前菜。目にも鮮やかなお皿が到着、見ているだけで美味しそう。
上に載っているお花は朝取れの無農薬のきゅうり！
下を見ると可愛らしい小さなきゅうりが付いていました。食べてみるとちゃんと味付けもされている！お花には味はありませんでしたが、きゅうりのお花を初めて食べて感動しました。
他は全粒粉のパンに乗った緑のペーストはタラとヨモギを混ぜたものであったり、 そら豆はアチャールでスパイスの香りがしたり、 左上のキャベツは熟成発酵させたものでお漬物のような味わいだったりと、どれも凝っていて楽しみながらいただきました。
お次がスープで、なんといちごのスープ！
高島のあきひめというイチゴを使ったスープ。食べてみるとスムージーのような味わいで、甘くて少しスパイスの風味や酸味もあり、爽やかなお味でした。
お次のパスタは、えんどう豆と新玉ねぎの軽いクリームソース。
軽いクリームソースということでしたが、チーズのコクもあって、とても満足感のある味わいでした。
ライ麦パンも美味しく、ソースを綺麗にさらって食べ尽くしました。
メインは合鴨のロースト！
とても分厚く切られていて、口に頬張るとジューシー。ソースはアドベリーというお店から近い安曇川の特産品を使ったソース。程よい甘酸っぱさに仕上がっていて、お肉と合わさるとさっぱりと食べられました。
付け合わせのお野菜たちもとても美味しく、特にヤングコーンは旬をいただいて有り難い気持ちになりました。
最後のデザートもとってもスペシャル！
メロンとパインのパフェです。
アーモンドミルクのアイスは、”粒々”がアクセントになっていて美味しい。ホイップにはホワイトチョコと山椒が使われており、ほのかにピリッとしてオシャレ。白い棒のようなものはライム風味のメレンゲでこれまた美味。
メロンもパインも甘くて、下の方のメロンのジュレも〆にふさわしく、幸せなデザートタイムでした。
なお、カフェタイム(13:30〜16:00L.O)にはお茶とスイーツの利用ができますが、パフェはランチコースのみに提供されるとのことです。
滋賀の名産や無農薬、有機野菜をふんだんに使った地産地消のとっても特別なコースランチを堪能いたしました。
お手軽な「ショートコース(2780円)」もありますし、お店おすすめの「スタンダードコース(3480円)」ではカレーも美味しいので、ぜひ気軽に行ってみてくださいね！
ワニカフェさん、ありがとうございました！
［高島市にはこんなお店も］
店舗情報
［店名］田舎風食堂Chamtine WaniCafe
［住所］滋賀県高島市勝野１４０１
［電話］0740-20-2096
［営業時間］（ランチ）11:30〜14:30LO（カフェ）13:30〜16:00LO （ディナー）18:00〜(1日1組予約制)
［定休日］火曜日＋不定休
［支払い方法］現金、カード、電子マネー
［お店のHP・SNS］HP・Instagram