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優秀賞受賞者には近江米「みずかがみ5kg」贈呈!「#わたしの琵琶湖システムフォトコンテスト」開催中!!

世界農業遺産「琵琶湖システム」のInstagramアカウントでは、「琵琶湖システム」にまつわるイベントや農林水産業の魅力に関する情報を発信されています。

今回ご紹介するのは、「#わたしの琵琶湖システム フォトコンテスト」。

参加方法は

1.「世界農業遺産」琵琶湖システムInstagramアカウント(@shigagiahs)をフォロー
2.「実りのひとコマ」のテーマに合わせ、田畑や森林、農産物などの写真を撮影
過去に撮影した写真でも可◎
3. 投稿画像に「@shigagiahs」のタグを、投稿文中に「#わたしの琵琶湖システム 」をつけてInstagramに投稿

優秀賞6名様には《近江米みずかがみ5kg》を贈呈!
さらに、受賞作品は『フリーペーパー道の駅 滋賀県版』に掲載されます!

※応募方法や詳しいキャンペーンの詳細は下記URLからInstagramの投稿でご確認ください。 ⇨https://www.instagram.com/p/Db2pDOmkt82/?img_index=1

そして今回は、「世界農業遺産」琵琶湖システムのInstagramアカウント(@shigagiahs)を運営されている、滋賀県農政水産部農政課 企画・世界農業遺産係の吉田ななせさんに取材させていただきました。

県庁への入庁以来、3年間にわたり琵琶湖システムの情報発信に携わってきた吉田さんの想いをぜひご覧ください。

目指せ1万人、想い伝わる情報発信。3年目の挑戦!!

母なる湖、琵琶湖。世界に数ある湖の中でも、とりわけ珍しい「古代湖」の一つとして知られています。
今から約400万年前に誕生した琵琶湖は、地殻変動や土砂の堆積により、徐々に形を変え、約40万年前に現在の姿となりました。この途方もない年月の中で、独自の生態系が育まれ、ビワマスやビワコオオナマズ、ホンモロコといった、琵琶湖にしか生息しない固有種が数多く生まれました。

今から約2万6000年前、この豊かな恵みに導かれるように、私たちの祖先は琵琶湖のほとりで暮らし始めました。

縄文時代の「粟津湖底遺跡」からはコイ科魚類の歯が出土しており、当時からすでに湖で漁を行っていたと考えられています。
その後も人々は、魚の習性を生かしながら、琵琶湖の恵みを暮らしに取り入れてきました。
その代表的な漁法の一つが「エリ漁」です。

発掘された遺跡から、約1500年前には行われていたことが分かっており、魚が自ら仕掛けに入るのを待ち受け、必要な量だけを獲る漁法として、現在まで受け継がれています。

また、湖魚の一部は、産卵のために琵琶湖から水路を通って田んぼへとやってきます。水が温かく、餌が豊富で、外敵の少ない田んぼは、稚魚が育つ「ゆりかご」となってきました。

湖と田んぼを魚が行き来することで、漁業と農業は深く結びついてきたのです。

魚を獲り、田を耕し、湖の恵みを食文化として育む。時代とともに暮らしの形は変わっても、琵琶湖の生きものを大切にしながら共に暮らす知恵と営みは、今日まで連綿と受け継がれてきました。

こうした琵琶湖と人々の暮らしのつながりは、「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」として、2022年7月に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定されました。

琵琶湖システムとは、「琵琶湖の環境や生き物を大切に思いながら、受け継がれてきた農林水産業や食文化などの営み」であり、とても広範な内容が折り重なっています。

滋賀県では、この琵琶湖システムをより多くの人に知ってもらうため、公式Instagram「世界農業遺産『琵琶湖システム』」を活用し、湖魚や県産農産物、自然風景、人々の営みなど、その多彩な魅力を写真や動画で発信しています。

滋賀県農政水産部農政課企画・世界農業遺産係の吉田ななせさんは、県庁への入庁以来、3年間にわたり琵琶湖システムの情報発信に携わってきました。

今では、その魅力を多くの人へ伝える吉田さんですが、担当になるまでは、琵琶湖や湖魚に接する機会は少なかったと言います。

「滋賀県にずっと住んでいましたが、琵琶湖から離れた地域で育ったためか、湖魚を日常的に食べる習慣はありませんでした。琵琶湖システムの担当になって、初めて知ることばかりでした。」

そんな吉田さんが、琵琶湖の恵みを身近に感じるきっかけとなったのが、ビワマスとの出会いでした。

「初めて食べたとき、こんなに美味しいの?って感動しました。琵琶湖の幸に県産の野菜やお米、地元のおいしい食べ物を日々当たり前のようにいただけることは、まさに琵琶湖システムが今まで受け継がれてきた恩恵なんだと思いました。」

担当になるまで知らなかったものを知ることで、何気なく見ていた滋賀の風景や食べ物が、少し違って見えるようになったといいます。その気づきの体験が、吉田さんの情報発信の原点になっています。

自身もまた、琵琶湖システムを知ることで、身近な暮らしの価値に気づいた一人。だからこそ吉田さんは、難しい言葉の発信ではなく、一県民として、食や風景、日々の営みを入り口に、その魅力を分かりやすく伝えています。

琵琶湖システムの魅力をどのように伝えてきたのか、吉田さんに伺いました。

Q. Instagramアカウント世界農業遺産「琵琶湖システム」 のフォロワー数の推移を教えてください。

吉田
「2021年にアカウントを開設しました。私が担当になった2024年4月当初はフォロワー数が2,154人でした。その後、2025年3月末時点で3,191人、2026年3月末時点で6,375人、2026年8月25日現在では8,961人まで増えています。」

Q. 順調にフォロワーが増加していますが、どのような施策に効果がありましたか?

吉田
「行政特有の難しい言葉で説明するのではなく、『食』や『写真』といった、皆さんの日常に馴染みのあるものを『入り口』にしたことだと思います。視覚情報がメインのInstagramは、言葉だけではイメージが難しい『琵琶湖システム』の発信に向いていると思います。」

Q. 人気企画・滋賀県食材のモニターキャンペーンについて教えてください。

吉田
「湖魚や、環境こだわり農業で栽培された米・野菜・果物、滋賀県の伝統野菜などをモニターの方にお届けし、調理した料理や感想をInstagramに投稿していただく企画です。この企画で初めて知る滋賀県食材も多いのではないかと思います。県外の方はもちろん、県内の方からも好評をいただいています。」

滋賀県豊郷町の特産品であり、環境こだわり農業で栽培されたカボチャ「とよ坊かぼちゃん」のモニター募集(2026年7月21日〜8月5日)には、766件の応募が寄せられました。

Q. その他にも実施されているInstagramの企画はありますか?

吉田
「『#わたしの琵琶湖システム』を付けて、ユーザーの方が感じる琵琶湖システムの写真を投稿してただき、フォトコンテストを実施しています。

世界農業遺産というのは、たとえば世界遺産のように、ある特定の建造物景観を対象とするのではなく、風景(琵琶湖・里・森)、食材、食文化、人の営みなど、多様な要素を含みます。
人によって思い描く琵琶湖システムの姿が異なるため、その人ならではの琵琶湖システムが投稿されています。」

Q. Instagramを運用していて、嬉しかったことはありますか?

吉田
「滋賀県オリジナルいちご品種『みおしずく』のモニターキャンペーンで、素敵な循環が生まれました。あるモニター参加者の投稿を見たユーザーから『私も購入しました!』というコメントが届き、実際にその方が調理した写真をInstagramに投稿してくださいました。
私たち運営側の発信ではなく、ユーザーさん同士のやり取りで、琵琶湖システムの魅力が広がっていくのが見えて、嬉しかったです。」

「もう一つ嬉しかったことがあります。昨年、フォロワーの方向けに、初めてアンケートをとってみました。1ヶ月ほどで111件の回答が寄せられました。
正直なところ、回答いただけるのか不安がありましたが、フォロワーのみなさんが琵琶湖システムに関心を寄せてくださっていると、改めて実感できる機会になりました。」

Q. 琵琶湖システムをInstagramで発信する意義はなんですか?

吉田
「行政が発信する情報は難しい印象があり、県民の方がカジュアルに関わることができるコンテンツが必要だと感じています。
だからこそ、Instagramを通じて、琵琶湖システムを知ってもらう『きっかけ』をつくりたいです。
企画に参加して、例えば『湖魚を買ってみよう』と思うなど、日常の中に少しでも変化が生まれてほしいと思っています。それは、琵琶湖システムを担うのは決して生産者の方々だけではなく、消費者側の小さな行動の積み重ねも、琵琶湖システムを次の世代へつなぐことになると思っているからです。」

フォロワー数はおよそ8,900人。その一人ひとりに生まれる「知る」「食べる」「訪れる」「伝える」といった小さな変化が、琵琶湖システムを未来へつなぎます。

目指す1万人は、単なる数字ではありません。琵琶湖の恵みや、それを支える人々の営みに気づく人を、少しずつ増やしていくための新たな節目です。
吉田さんの情報発信は、身近な視点を大切に、これからも琵琶湖システムと私たちの暮らしのつながりを伝え続けます。

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この記事を書いた人

ロモア編集部です。編集部は、全員が滋賀在住。気になったお店に訪問したり、イベント・ニュース情報などを発信しています。

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