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美味しい滋賀、見つけた!近江緑茶の爽やかフレーバーが秀逸『クレープなな穗』 / 東近江市

クレープ。

それは小麦粉を水で溶いて繊細なまでに薄く薄く焼いたパンケーキの一種。

丸く焼いた生地に生クリームやチョコソース、フルーツやアイスクリームなどのトッピングを施し、クルクルッと巻いたものが日本のクレープの一般的なイメージです。パンケーキの一種ですから、トッピング前の焼き上がった生地そのものが、つまり「クレープ」なのですね。

今回訪れた東近江市五個荘小幡町にある『クレープなな穗』さんのクレープは、とっても色鮮やかなグリーン!

その理由は近江緑茶を使用して焼かれた「お茶クレープ」だから。滋賀県は気候や地形がお茶の産地に適した地域が多く、朝宮茶・政所茶など古くから風味豊かで上品な銘茶の産地として知られています。

そんな香り高いお茶を使ったクレープ、しかもおむすびみたいな三角形になちゃって…どんな感じ?どうなってる?確かめたくなるのは言わずもがな。

『クレープなな穗』さんが、現在出店されている主な場所は「ごはんや ユウハナノ」さんの敷地内。

こちらのお店も先日ご紹介させていただきました。

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自然に馴染むような装飾が施されたキッチンカーは、茶畑をイメージしているのだそう。

ハンドメイドされたというミニふすまも、緑茶から思い描かれる和風感の演出に大きく貢献しています。車体の塗装も自らの手で行い、のれん棒はご自宅に自生する竹を切り使用したのだとか。

初めは鮮やかな緑色だったのれん棒が、月日を経て徐々にいい味を出してきています。

オーナーさんの『滋賀で生まれ育ちこれからもこの地で生きてゆく、小さくても地域貢献の一端を担えたら』という思いが、近江茶のお茶クレープを生みだす原点になっているというお話に、あふれる滋賀愛を感じます。

季節やイベントなどによって内容は変わりますが、この日に購入したのは以下3点のクレープ。

▼いちごチョコ(550円)
▼いちごカスタード(550円)
▼バナナチョコ(400円)

苺が旬のこの季節、やはり目を引く真っ赤な苺は心をまっすぐに射抜きますよね〜。そしてここにも地産地消の地域愛。『青山いちご農園(東近江市)』さんの甘くて美味しい苺が使われています。

中にも苺がゴロンゴロンと入っており、甘さ控えめのクリームがとびきりのフレッシュさを消さないよう優しく抱きかかえてくれている感じ。

そして何と言っても近江緑茶を使用したクレープ生地、想像以上にしっかりお茶が生きています!

際立つ香りに、後味が爽快に感じるイヤミない苦い風味がちょっぴり大人味。

しっとりモチモチした食感も、ちゃんとクレープの主役は自分だと主張しています!

個人的にバナナチョコとの相性がすこぶる好ましかった、お茶クレープ。ずっしりとした量感もなかなかのインパクトで、満足満足。

包装した形で販売されているので持ち帰りやすいこと、待たずにサっとテイクアウトできるのも嬉しいところ。

現在は「ごはんや ユウハナノ」さん前での平日営業がメインですが、土日には「大中グリーン工房」さんや「沙沙貴神社」さんにて、また各地で行われているイベントやマルシェにも不定期で出店されています。Instagramでスケジュールを要チェック!

キッチンカーで移動しながら、あちらこちらに地元の美味しいものを提供しつつ笑顔を届ける「クレープなな穗」さん。

クレープの鮮やかな緑色が新緑を連想させます。

「旅するクレープ屋さん」を追いかける絶好の季節到来です。

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店舗情報

[店名]クレープなな穗
[出店場所]ごはんやユウハナノ(滋賀県東近江市五個荘小幡町623)の平日営業がメイン。出店スケジュールはInstagramにてご確認ください。

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