
栗東の地で江戸時代から引き継がれている”めがわ田楽“という料理があるのをご存知でしょうか?
東海道の石部宿と草津宿の間に置かれた休憩所「目川立場」。その目川立場の名物料理だったのが、”めがわ田楽”です。
そんな名物料理を提供しているのが、栗東市岡にある「田楽茶屋 ほっこり庵」さん。

お店があるのは、旧東海道沿い。平成20年に自治会の方が「めがわ田楽保存会」として立ち上げたのですが、平成29年には高齢化が進んだこともあって空家に。NPO団体の方々の力もあって、2024年5月12日に復活しました。

駐車場は店から20mほど進んだところに、15台完備しています。

[Instagramでは動画で紹介しています]
営業は金土のみ。また店内は12席ほどと決して広いわけでないので、事前に予約されておくと確実です。

“めがわ田楽”の由来。東海道の休憩場所で食べられる「安くて、美味しくて、腹持ちが良い」料理として親しまれていたそうな。

当時のレシピを元に現代風にアレンジ。

地元栗東の食材を使うなど、こだわっておられるのもポイントの一つ。

こちらが「ほっこり庵セット」。

豆腐は滋賀県産大豆100%のもの。六地蔵で作られている”梅ノ木みそ”を使った田楽味噌を合わせていて、これがめちゃくちゃ美味しいんです。

そこに小松菜の菜飯や具沢山の味噌汁。季節野菜の煮物に

地元栗東の名産いちじくまで。これで1200円はコスパ良すぎますね。

美味しいだけでなく、歴史を感じられる素晴らしいお店さんでした。
江戸時代から引き継がれる”めがわ田楽”。これからもどうにか継承していってもらいたいものです。
気になる方はぜひ一度食べに行ってみてね!
店舗情報
[店名]田楽茶屋ほっこり庵
[住所]滋賀県栗東市岡347-2
[営業時間]11:00-15:00
[定休日]日〜木
[駐車場]15台ほどあり
[お店のSNS]https://www.instagram.com/hokko_rian/