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まんじゅうなのに、かりんとう。やみつき饅頭が食べられる明治35年創業の和菓子屋『光風堂菓舗』 / 大津市

ロモアライターの高橋です!

大津市の中心部にある丸屋町商店街には、古くから続く地域の人々に長く愛され続けるお店が多くあります。

創業明治35年という和菓子屋「光風堂菓舗」さんも、まさにそう!

素材に妥協せず最上級のものを使用して作る、季節感を大切にした和菓子作りの姿勢に人々は惹きつけられるのでしょう。日本人の生活文化の中で育まれ親しまれてきた和菓子の文化。

小豆などの豆の表皮を取り除いて作るあんこを使ったお菓子は日本独特のスイーツです。

こし餡をもとにして作る練り切りなどの生菓子は、日本古来の伝統や風習、季節の風物などを表現するお菓子として手作りの技が受け継がれてきました。

季節の移ろいを感じながらいただく和菓子。なんて風流な文化なのでしょう、日本に生まれてよかった。

あんこを使った和菓子は、比較的低カロリーでヘルシー傾向にあると言われます。そもそもあんこの材料である小豆には、赤ワインの倍ほどの豊富なポリフェノールが含まれているらしく、美味しいだけじゃなく、なんと美容効果もあるってこと⁉︎

ポリフェノールの主な作用として抗酸化作用、新陳代謝アップ、冷え性改善などの効果が期待できるんだとか。

整腸作用もあって美肌にも近づけるとは、和菓子あなどるなかれ。添加物は使用せず、素材の味を大切にして作られている光風堂菓舗さん。

店頭にはおはぎや大福といった定番商品をはじめ、三井の晩鐘、比良の暮雪という近江八景にちなんだ銘菓が並びます。

店先の別ケースで販売されている「かりんとう饅頭」、これが今回の目当てのお品。

少しばかり前にちょっとしたブームにもなったかりんとう饅頭ですから、おそらく一度はどこかで食べたことがあるという方も多いと思います。自分自身も「いつ」とか「どこ」なんてのは忘れたものの、そういう名称のおまんじゅうを食べた事はありました。

でも光風堂さんのかりんとう饅頭を初めて食べた時、過去に食べたソレとは比較にならない「かりんとう」感にびっくり!

おまんじゅうの皮が「カリカリ」「サクサク」…そんなもんじゃない、「ガリガリっ」「ザクザクっ」なレベル。

この食感が忘れられなくて、気づけばリピーターになっていました。

一つかじって「そうそうこの食感♩」とあらためて堪能するのですが、2個目を口にした時にもまた新鮮に「そう、コレコレ!」と嬉しくなるという、永久感動ループ。※個人の感想です(笑)好きなんです。

そうなるのがわかっているので、本当はありったけ買い占めたいところですが我慢ガマン。なぜか定期的に食べたくなるなる、光風堂さんのかりんとう饅頭。

もちろん他にもいろいろな和菓子がショーケースに並んでいますよ。

こちらのいちご大福はかわいいピンク色。中に入っている苺は大粒サイズの「あまおう」です。

大きな苺を包んでいるのでその大福の大きさったら。あまりに大きいので自宅で半分に切ったその瞬間、開放されたかのごとく放たれる苺のかぐわしき香り。

甘酸っぱいというほどの酸味はなく、苺の香りと甘さを邪魔せず寄り添う相性良き白あん。とろけるような求肥と優しい白あん、これもまたリピートしそう。

季節ごとに包むフルーツが変わるのだと伺い、その瞬間また通ってしまうことが決定したのでした。

お店のある場所は、坂本龍馬と関わりの深い寺田屋の女将に縁のあるところだったため石碑が建てられています。歴史好きの方にはそちらも見どころですね。

かりんとう饅頭をかじりながら、同時に幕末に思い馳せてみてください。

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もくじ

店舗情報

[店名]光風堂菓舗
[住所]滋賀県大津市中央1-4-19
[電話番号]077-522-2343
[営業時間]9:30〜18:00
[定休日]日曜日
[お店のSNS]Instagram

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