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ディープグルメやSNS映え抜群スイーツの紹介も。滋賀県民があえて地元を観光してみた! / 近江八幡市

「滋賀って何があるん?」

なんもない。

滋賀県民なら一度は口にしたことがあるであろう、このセリフ。生まれも育ちも滋賀県の筆者も、例の質問にはやはり「なんもない。」か「琵琶湖。」としか答えていませんでした。

申し遅れました、ロモアライターのハナメです。

どうしても観光や遊ぶ場所というイメージよりは住む場所という方がしっくりくる我らが滋賀県。というのは筆者だけではないはず。

ですが、今一度着目してみると様々な古き良き文化が残っていたり、それを再構築して人が集まる場所へとひっそり変化を遂げているスポットが実はたくさんあったりします。

何かと「新しい」や「話題性」に注目しがちな我々世代ですが、時代は令和。「古き良き」の再発見は、地元民が地元を楽しむのにぴったりのサステナブルなレジャーとなりうるのではないでしょうか。

そこで思いついたのが、「地元旅・地元観光」通称・ジモ旅。

名前の通り、旅するように地元の観光をしよう!というものです。地元民からすると日常の風景だったり当たり前のものだとしても、そうでない人からすると特別で新鮮なものだったりします。ならば、あえて地元の観光スポットに旅人目線で赴いてみるとまた違った魅力を再発見したり、意外と知らないこともあるかも?

ということで、今回は滋賀の魅力「再」発見をテーマに、近江商人発祥と発展の地・近江八幡へ “ジモ旅” に行ってきました!

今回の旅の目的は、「八幡堀周辺巡り」と「近江八幡のディープグルメ」です。

JR近江八幡駅
もくじ

八幡堀と情緒溢れる街並み

八幡堀は言わずと知れた近江八幡の観光名所ですね。小舟の浮かぶ水路に白壁の蔵や町屋建物が軒を連ねており、まるで数世紀前から時間が止まっているかのような景色が広がります。

筆者は初めて訪れたのですが、そのあまりの美しさと風情に、映画のセットの中にいるかのような気分に…。住んでいる町のほど近くに自然な形で当時の面影を残す街並みがあるということの尊さをしみじみ感じました。

周辺は情緒あふれる近江商人の街並みが続きます。レトロな雰囲気はそのままに、古い建物を活用したおしゃれな施設やお店がたくさんできていて、これまた違った魅力が万歳です。

[八幡堀は桜も素晴らしい。水郷巡りの様子はこちらから]

飛び出し坊やとび太くん

そして隣町・東近江市(八日市)出身で、滋賀といえば…の【飛び出し坊やのとび太くん】もあちこちに。

[編集長”なんちゃん”が探し回った県内の飛び出し坊やを紹介しています]

和た与

さて、筆者の旅日記はほどほどに、地元のグルメレポをしたいと思います!

まず伺ったのは、創業150年 近江八幡の銘菓【でっち羊羹】の発祥のお店『和た与』さん。

でっち羊羹の名前は聞いたことがあるものの食べたことはない…という筆者世代の人も多いのでは?あえて滋賀を旅しないとなかなか食べる機会も少ないと思うので、その歴史に触れながらいただいてきました!

詳しいお店のレポはこちらです!

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明治橋 あまな

そして『和た与』さんがプロデュースされた和カフェ『明治橋 あまな』さんにも伺ってみました。なんでも、SNS映え抜群のスイーツがあるとか…!

『和た与』さんから歩くこと約3分、お堀沿いにお店はあります。お店の前はものすごい風情…!

店内はこんな感じ。

カウンターからお座敷まであり、さまざまな層のお客様に対応されています。落ち着いた雰囲気で、カウンターからは景色も眺められます。観光の小休憩にまったりくつろげそうです。

『和た与』さんのカフェということで、メニューには名物の【でっち羊羹】や【ういろ餅】を使ったものがたくさんあります。

今回は、SNSでよく見かけていた【あまなソフト】¥550 を注文しました!

『和た与』さんの”でっち羊羹”と”ういろ餅(さくら・白)”がトッピングされていて、ソフトクリームは【ミルク・抹茶・ミックス】から選べます♪

こちらはテイクアウト限定なので、お堀を眺めながらいただきました!

でっち羊羹とういろ餅、ソフトクリームにめっちゃ合う…!

『和た与』さんで、でっち羊羹を試食させていただいていたのですが、ソフトと合わせると一気にスイーツ感が増します。よく考えてみると、アイスとあんこともちもち…美味しい組み合わせに決まってますね!

美味しい滋賀の銘菓がいただける上にSNS映えもばっちり、散策の小休憩にもぴったりなので、観光気分を盛り上げてくれること間違いなしです!

『あまな』さんはランチもされていて、お店の名物はうなぎ。なんでも、前身のお店が老舗のうなぎ屋さんだったそうで、その味を引き継いだ本格的なうなぎをいただけるそうです。

他にもカジュアルにいただけるメニューもあり、お食事利用にもおすすめです!

Going Nuts

さて、ひと休みしたあとはお土産を買いに、最高品質ナッツを量り売りで買えるお店『Going Nuts』さんへ。

滋賀ではまだ珍しい量り売りは、フードロスやプラスチック削減に効果的です。サステナブルを考える小さな一歩になりました♪

詳しいお店のレポはこちらです!

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三松

そして今回のランチは、明治20年の創業から形を変え受け継がれてきた惣菜屋『三松』さんに伺いました!

お店のお惣菜を使った体に優しくてどこか懐かしいようなお食事がいただけます。子供の頃ばあちゃんちに遊びに行った記憶が蘇る、そんな時間を過ごせました。

詳しいお店のレポはこちらです!

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それぞれ超個人的な好みで選んだ、という意味でとてもディープな旅グルメのラインナップとなりましたが、どこもすごく美味しかったです!また、お店の方がめちゃくちゃ親切で、次は日常使いで来たいなぁと感じました。

というわけで、とっても楽しいジモ旅でした〜!

滞在時間6時間という超弾丸ミニマル一人旅でしたが、大満喫できました。自宅から30分もかからない場所なのですが、こうやって旅人目線で滋賀県を巡るとまだまだ知らない魅力がたくさん眠っているなぁと感じました。それに、大人になってから滋賀の歴史に触れると結構おもしろかったりもします。

ご家族で、お一人で、お友達と、

ぜひ滋賀でジモ旅してみてくださいね♪♪

[近江八幡市にはこんなグルメも]

▶️『自家製おうどん三拍子』で食べられる破壊力抜群の「カレーうどん」
▶️タイ人仕込みの日本人シェフが織りなす本格タイ料理が楽しめる『near ThaiL』
▶️雰囲気抜群!築100年以上の古民家を改装して作られたお店『菓子屋mafika』
▶️「天極製作所」の”煮干しバターとばら海苔の醤油ラーメン”
▶️『食堂ヤポネシア』で食べる「ビワマスのお造り」
▶️素材にこだわった絶品パンが食べられるお店『pain standard(パンスタンダード)』

店舗情報

[店名]明治橋 あまな
[住所]滋賀県近江八幡市大杉町32番地
[電話]0748-32-5295
[定休日]火曜日・不定休
[営業時間]10:00-17:30(L.O. 17:00)
[支払方法]現金、クレジットカード、PayPayなど各種取り扱い
[お店のHP・SNS]InstagramHP

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